Fried Egg森拓郎の著書でも、常に書かれているので、もう安心して召し上がっている人も多いかと思いますが、未だに「卵は1日1個まで」の迷信を信じられている方も多いようです。

この卵は1個までという根拠は、よく意味もわからずに伝承されてきたというのが真実であり、その根拠を聞いても「コレステロールが多いから」という理由にしか行き当たりません。

さて、このコレステロールという言葉は長年悪者として濡れ衣を着されてきたということで、コレステロール=悪という印象が未だ抜けません。

「コレステロールゼロ!」という言葉をみると、なんだか安全で身体に良さそうな気がしてきますね…。

しかし、ここには単なる印象だけしかありません。

印象だけで良い物悪いものを決めてしまっている

Blood Cellコレステロールを摂り過ぎると、血液がドロドロになりそう。

血液がドロドロになったら、血管が詰まりそう。

血管にこびりついて動脈硬化になりそう。

このような感じでしょうか?

 

この、長年使われきた言葉達のせいで、コレステロールは悪者にされてきたわけです。

そもそもコレステロールってどういう栄養素なのか?体内でどういう役割があるのか?

そして、コレステロールはどうやって血液に放出されるのか?

そのコレステロールたちがどういう働きをするのか?悪玉って?善玉って?

血液ドロドロってどういうこと?動脈硬化ってどうやったらなるの?

というところを知っていくのが「生理学」という分野なのですが、ここを学んでいくと、いかにコレステロールという言葉の印象だけで悪者にしてきたかが理解できます。

 

まず、「卵は1日1個まで」の根拠は、卵にコレステロールが沢山含まれているからです。

この間違いは、実は2重3重に間違いがあるため、なかなか説明が難しいのです。

2015年4月の厚生労働省の改定までは、コレステロールの1日の摂取基準値は300mgで、上限値が男性750mg女性600mgでしたから、それ以上を1日に摂り過ぎるのは、厚生労働省の推奨値という基準からは当然摂り過ぎということになるわけです。(現在は上限値が撤廃されています)

ですから、どんなにこの数字が間違っているということが数十年も前からわかっていたとしても、なんとも声を大にして言えなかったのが現実でした。

卵は1個で200mg以上のコレステロールがあるため、1個以上は食べないことがよく言われていたのですが、このコレステロールは、実は動物性食品なら必ず含まれているものです。

逆に、植物性食品にはコレステロールは一切含まれていません。

動物性の摂り過ぎは身体に悪い、植物性のものは摂れば摂るほど良いという印象もあるのかもしれません。

植物性食品=コレステロールゼロですから、植物性油のコレステロールゼロ!はとてもヘルシーなイメージなるのでしょう。

残念ながら、コレステロールが含まれた植物性油など存在しませんから「コレステロールゼロなんて、ヘルシーだわ!」なんて思っていた人はまんまとひっかかっていたわけですね。

コレステロールは良い栄養素です

Fotolia_79906433_XSまず、知ってもらいたいのは、私たちにとってコレステロールは良い栄養素であるということです。

ですから、むしろ積極的に摂ってもらいたいわけです。

コレステロールはまず、私たちの細胞と細胞を隔てる細胞膜の材料です。コレステロールがないと、細胞と細胞の間を埋めるものがありません。

 

また、皮膚の潤いを保つためにも細胞膜は必要なため、肌の乾燥などがある人にはコレステロールは必要です。

コレステロールはホルモンの材料です。男性ホルモンや女性ホルモンといったホルモンの材料となります。

ホルモンは私たちの身体の機能を正常に保つために絶対的に必要なものです。

 

コレステロールは、身体の免疫に働きます。

コレステロールが少ない人は病気にかかりやすく、抵抗力も少ないため治りにくくなります。

血中にコレステロールが少ない人は、がんに罹りやすいなど、コレステロール値が高い人に比べて死亡率が高いという研究もあります。

では、コレステロールは絶対摂る必要がある栄養素なのか?

 

といえば、実はそうではありません。なぜなら、体内にあるコレステロールは、私たちが他の栄養素から合成して作っているものが半分以上だからです。

アセチルCoAという物質からコレステロールは合成されるのですが、そのアセチルCoAは脂質はもちろん、糖質やタンパク質を原料として作られます。

ですから、ベジタリアンのように動物性のものを食べない人たちでも、体内でコレステロールは常に作られているというわけです。

ベジタリアンなのに血中コレステロールが高いという人も、特に珍しいことではないのです。

食品から入ってきたコレステロールが、血中コレステロールとなるのは約3割。

摂取量が多くても少なくても、体内はコレステロールを作り続けます。

逆に、摂り過ぎた分は、排出されるため、身体で悪さをするということはありません。

 

ただ、このコレステロールを正常に作り続ける機能というのが狂ってしまうのが脂質異常症です。

この脂質異常症は、コレステロールの摂り過ぎで起きるのではなく、ほとんどは他の理由の代謝異常でおこります。

例えば、単純に肥満が解消すればコレステロール値が改善する人もいるし、体内の栄養不足が解消することで改善する人もいます。

アルコールをやめて改善する人もいるし、運動をして代謝機能が正常化することで改善する人もいるでしょう。

これらによる改善は当然ながらありえることですが、コレステロールの多いものを控えるという行為によって、コレステロール値が改善するかといったらそれは確率は低いでしょう。

 

もちろん、コレステロールの多い食品は脂質が多い食品でもありますから、肉などを控えることで、全体の摂取カロリーが下がり、やせるということはあるかもしれませんが、コレステロールが大元の原因であったかというと違います。

血中コレステロールの異常が、コレステロールの摂り過ぎによって起きないということがわかりました。

厚生労働省は、食品からのコレステロールの過剰摂取と、血中コレステロールの異常、脂質異常症や動脈硬化の危険性となる根拠が不十分であるとして、上限値を撤廃したというのが事実です。

実際、血中コレステロールが高いと何がダメなのか?(もちろん低いのもダメ)

動脈硬化って何なのか、血液ドロドロって??

というところがわかっていると、安心して卵も食べられると思います。

 食べ物を知ることもダイエットのひとつ

Fotolia_63283394_XSこんなことが、ダイエットと何が関係があるの?

と思われるかもしれませんが、ダイエットで最も大事なのは、食べ物のことを知ることです。

それがわからずに「これはヘルシーそう」で食べてていたりするから、何故自分が太ったのか、そしてどうやったらやせらえるかがわからないのです。

 

食べるのやお酒を我慢して、運動すればやせる‥のであればそれでいいのかもしれません。

しかし、食事制限は基本的に身体に悪いことです。(お酒は別です)

運動も、適度でなければ身体に悪いのは当然です。

そして、食事制限+激しい運動は最悪です。

 

歳をとってからのダイエットは、身体が貧相になる‥ということで、避ける方も多いですが、これは間違い。

なぜなら、それは、栄養不足や運動のし過ぎで活性酸素などで細胞の老化を促進させたから。

食べ物の原理がわかっていれば、歳をとってからダイエットをしても、逆にどんどん若々しい姿になるはずです。

食べることは生きることそのものです。

食を知ることは、人生に置いて最も価値のあることだということです。

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