日本人女性は痩せすぎ?筋肉量を知って正しいダイエットを!

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実は、日本人女性は年々平均BMIが減っているというのはご存知でしょうか?
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1950年の30代女性の場合、平均身長148.9cm 平均体重49.2kg。
これはBMI(ボディ・マス・インデックス)でいうと22.37で、標準体重ど真ん中です。

現代2010年の時点での平均体重は54.0kg。
あれ?増えているじゃない?と一見増えているように感じます。

 

しかし、これは体重だけでみた場合ですから、身長と比べなければならないのです。ちなみに平均身長は158.3cmです。10cmも平均身長が上がっているのですから、平均体重が増えても当然ですが、ここで指標として使うのがBMI。2010年の30代女性は21.6です。
標準体重割ってしまっていますね。

BMI

これ、まだ30代なのでよいのですが、10代、20代はもっとひどい状態です。
女性の場合、平均身長は16歳あたりから158cm前後で一定なのですが、
体重はというと、10代や20代は年齢別でも50kg前後で、48kg代の年齢もありました。
これはBMI19で、単純にやせぎみの数字になります。

海外はというと、肥満大国アメリカの女性の平均的なBMIは28くらいらしいのですが、イメージどおりの豊満な感じそうですね…。

 

あまり参考にはなりませんが…世界的にみても日本人の女性は痩せていて、もっとも体重を気にする民族といっても過言ではないように思います。

知っておきたいのはLBM

 

皆さんご存知の体脂肪率。

体重やBMIはひとつの基準として知っておいたほうがよいですが、それとは別に体脂肪をしっかり理解しておくことが重要なのはもう周知のとおりだとは思います。
じつはもう一つ知ってもらいたい言葉があります。

それはLBM(リーン・ボディ・マス)といわれる数字。

LBMとは単純に除脂肪体重。つまり、体重から脂肪を引いた数字です。
除脂肪体重の多くは筋肉。骨や内臓の重さも入りますが、それらの重さはあまり大きく変化しないので、除脂肪体重の増減は筋肉の増減と考えてもよいでしょう。

 

LBMはその人の体重と体脂肪率から 体脂肪量を求めます。
体重が55kgで体脂肪率25%だったら13.75kg。この重さの体脂肪が体全体であるわけです。

 

体重からこの体脂肪量を引いたのがLBM。
この人の場合は55−13.75=41.25kgです。

ボディメイクを行う場合、この数字はとても大事で、筋肉を増やしたいという場合は当然この数字が増えるようにトレーニングと食事をしなければいけませんし、痩せたいという場合は、体重を減らしてもこの数字ができるだけ減らないようにしなければいけません。

 

ですから、LBMを知らずに体重を減らすことだけを目標にしていると、筋肉の方がたくさん落ちてしまっていたりもしますし、劇的に体重も体脂肪率も下がっているようにみえても、実は大幅にLBMを落としてしまっていて、脂肪より筋肉の方が落ちてしまっていたなんてこともよくあるのです。

 

これは運動量と食事量がその人にとって適切であったかの指標になりますので、痩せたい場合も筋肉を増やしたい場合も、見た目という指標も大事ですが、数字をみながらある程度把握しておかないと、ちゃんと効果がでているのかわかりにくくなります。

 

正しい体脂肪量測定を!

体組成を測定する体重計は、いまは電気屋さん等で安価に売られていますから、普段からご自分の数字を知っているという人も結構多いと思います。

 

しかし、注意したいのは精度の問題。
市販のものは、流している微弱な電波の質がいいとはいえず、手足に少し流すだけなのと、ほとんどその人の身長と体重からみたBMIを参考に体脂肪率を出してしまいます。

 

例えば、BMI25を越えている人で、体脂肪率が女性で30%を超えていないという人は非常に少ないのです。
同じように、これくらいの身長でこの体重ならこれくらいというところの統計を参考にしている部分が大きくなってしまいます。

rinatoでは、INBODYという業務用の精度の高い体組成計を使用していますが、実は、男女の性別を間違っても、数字に変化はありません(評価はもちろんかわってしまいます)
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市販のものだと、どう区別したらよいかわかりにくいアスリートモードで体脂肪率が大きく変化したり、男女を間違って入力すると、全然違う数字が出てしまいます。

 

これはもちろん、測定の精度の問題ですから、家庭で測った場合とは違った数字が出てしまうということもザラにあるのです。(家庭のものと同じくらいであることの方が多いです)

 

rinatoは、このINBODYを使ってトレーニング効果が出ているのかを定期的にチェックしながらトレーニングを行っていきます。

 

是非、体験の際は測定をして、ご自身が今何をすべきか?
をしっかり把握してからトレーニングを行いましょう!