パーソナルトレーニングが最もダイエットに効果的な理由

ダイエットは運動1割、食事9割 森拓郎

パーソナルトレーニングスタジオrinatoのオーナーである森拓郎が出している
「運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割」
がありながらも、私達はパーソナルトレーニングこそ、ダイエットに最も効果的であると自負しています。
ダイエットは運動1割、食事9割 森拓郎

一般の皆様からとってみれば、

え?運動よりも食事が大事なんじゃないの?だったら運動せずに食事を変えればいいわけだから、トレーナーは必要ないのでは?

と思われる方も少なくないと思います。

何故そうではないのか?については、本書を読んでいただければわかる所でもありますが、今回はパーソナルトレーニングがダイエットに最も効果的であることをお伝えできればと思います。

運動指導者の方がダイエット指導が得意

ダイエットというと様々な方法があります。例えば、エステや整体にいってもダイエットプランはあるし、もっと上位のものであれば医療的なものも存在します。または、食事カウンセリングでのダイエット指導なども存在します。

もちろん、それらもその人に合っていれば効果が出るものだというのは間違いありません。

やせる=運動をしなければならない という気持ちが皆さんあるからか、恐らくこれらの中でも運動でのダイエット指導はかなりニーズとしては高いのではないかと思っています。

最近では2ヶ月などの短期間での減量プログラムで、糖質制限と週2の高強度の運動を提供するジムも増えてきました。

これも2ヶ月という短期間で効果を出すのであれば何が大切かに主眼を置いているわけですが、ここでも結果が出る理由は徹底された糖質制限にあると断言できます。

運動よりも食事のコントロール。これが肝であることは間違いありません。

ですから、エステや整体に食事カウンセリングをつけたり、管理栄養士などの有資格者が栄養指導などをすることで結果を出すことも可能だといえるでしょう。

しかし、彼らは運動指導に着眼ができていないため、運動指導といっても「水泳は消費カロリーが多いですよ」とか「できるだけ普段から身体を動かすようにしましょう」ぐらいしかできないことが多いのです。

しかし私達パーソナルトレーナー及び運動指導者は、ダイエットに合わせた効果的な運動方法と、ダイエットだけではなく、ボディメイクとも関連させて指導ができるのです。

これは正に一石二鳥で、体重を落とすだけでなく、理想的な体作りも同時にできるというわけです。

食事が大事だが、運動を定期的に行う

さらに、パーソナルトレーニングに通うとなると、最低でも週1回、多くて2回などの頻度でトレーナーと顔を合わせることになります。

実はとてもこれが有効な手段なのです。

来る理由は運動をするためなので、時間のほとんどは運動に費やすことになりますが、こうやってトレーニングのパートナーに定期的に会うことでモチベーションを保つことにもつながります。

食事指導が2週に1回、1ヶ月に1回、もしくはメールなどでのやりとりがメインの指導だと、週1などの頻度に比べてモチベーションも保ちにくくなってしまいます。

また、体型の変化をこまめに見せていないために、間違った自己流などになってしまっていた時の修正も、後手後手になってしまうことがあります。

食事以外の原因もみつかる可能性も

メインは運動指導になってしまいますが、ダイエットので必要なのは食事指導だということを理解してもらっていれば、何をすべきかは定まっています。

しかし、たとえば本人の気になる部分、二の腕や内もものたるみ、お腹周りなど、食事を改善して体重、体脂肪は落ちてきているのに、気になる部分がどうにもならない…

という時に、私達パーソナルトレーナーが役に立ちます。

何故そこに体脂肪がつきやすいのか?おちにくいのか?を体のバランスを踏まえて説明もできますし、対策もすることができます。

その原因が身体の使い方のせいかもしれませんし、姿勢に原因があるかもしれません。

そのためのトレーニングやストレッチの指導を合わせることで、ただ体重を落としていくことだけではなく、その人の理想に近づけていくことも可能なのです。

ただ、ボディメイクを意識しすぎて、極端な食事制限や辛い運動を課すと、辞めたときのリバウンドが心配になるので、あくまでダイエット(食事改善)をしていくためのモチベーションをたもつ、効果をより引きだすためと思ったほうがよいでしょう。

ダイエットに関しては様々な考え方があるので、これが正しいとも言いにくい部分もありますが、自分にどうあっているか?

を知るためには、やはり色々なところで体験をしてみることが重要かと思います。

何が大切か?というのは、方法よりも指導者との相性である…

というのはもしかしたら正解なのかもしれません。