カロリーを気にして逆に太りやすい身体に!?

まだまだ残暑厳しいですが、2018年(平成最後!)の夏も終わろうとしていますね。

食べ物がますます美味しくなる秋を迎える前に、
今回はダイエットをしている人が気にする定番のワード【カロリー】についてお話したいと思います。

ダイエットのセオリーとして、

摂取カロリー>消費カロリーだと太り、
消費カロリー>摂取カロリーだと痩せる

というものがあります。

嘘ではないのですが、これに囚われすぎると泥沼にハマってしまうことがあります。

カロリーばかり気にしていると、まずは最もカロリーが高い脂質を減らすと思います。
スナック菓子やケーキ、揚げ物などを減らすまでは正解なのですが、
脂を気にしすぎて肉や魚まで減らしてしまうと

必要な【脂質】や【タンパク質】が不足してしまうのです。

 

脂質は、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などになっています。
不足すると、肌や髪がパサパサになったり、月経不順になるだけでなく
脂肪を燃やすホルモンまでうまく働かなくなります。

タンパク質は、筋肉というイメージがあるかもしれませんが、私たちの身体をつくる栄養そのもの。
皮膚、骨、髪の毛、内臓、ホルモン・・・等々の原料です。

これらが不足したままきれいに痩せる事ができるでしょうか?

 

また、低カロリーばかりを意識するために、栄養が少なくスカスカだけどお腹に溜まりそうな野菜やこんにゃく、
低カロリー食品などで満足しようとする方もいます。

野菜(緑黄色野菜以外は特に)は、水分や食物繊維がかなり多いので意外と栄養は少なかったりします。

その野菜に「オメガ6」や「糖質」たっぷりのドレッシング、「人工甘味料」が入ったノンオイルドレッシングをかけるとすれば、
栄養が少ないだけでなく、かつ体に悪いものを食べているという大惨事!

さらに、ここで消費カロリーを稼ぐための運動がプラスされるとまた最悪です。

何故でしょうか?

運動は何もカロリーだけを消費するものではありません。

カロリーを消費する時にミネラル・ビタミンなどの栄養素も消費するからです。

カロリー消費だけを意識し、低カロリーで栄養価の低いものばかりを食べていると、
生命維持のために必要な栄養素が不足してしまう恐れがあると言う事です。

これはもう、痩せる以前の問題です!
綺麗なんて程遠く、ダイエットのスタート地点にも立てません。

 

減量に成功する食事のポイントは、カロリーではなく「質 」です!

加工食品を避け、なによりタンパク質とミネラル・ビタミンの多い、
肉・魚・卵・豆類など栄養のある食材を、バランスよく適量摂取することが重要です。

↓体が喜ぶ栄養の詰まった食材【まごはやさしい】
痩せる食事_まごはやさしい

豆腐だけ、、サラダチキンだけ、、など一部の食品に偏ってはだめです。
さまざまな食材からいろいろな栄養を補ってこそ、きれいに痩せる事ができるのです

食事から摂るのが難しい場合は、サプリメントプロテインを利用する事をおすすめします。

どんなものをどれだけ食べたら良いのかは、
オーナー森拓郎の著書にも掲載しているので参考にしてみて下さい。

▼まずはこの2冊!

> 図解 ダイエットは運動1割、食事9割

> オトナ女子のための食べ方図鑑
糖質をやめられない オトナ女子のための ヤセ方図鑑
(糖質をやめられない オトナ女子のためのヤセ方図鑑 より)

 

とはいえ、気にしすぎもNGです!たまには食べたいものを食べてもいいんです。
結論になってしまいますが、食べ過ぎなければ太りません!

必要な栄養素については、次回のブログでまた紹介したいと思います